書け、そして肉付けだ
肉付け その1
でもこれ、さすがに余計なことを書きすぎというか。
いい感じにちょっと書き足してくれるだけでいいんだよ。ほぼ完成形なんだから。
仕様を詰めて行きましょう。どんな指定方法が使いやすいと思いますか?
文章生成AIには基本的に文字数という概念はありませんから、細かく指定してもその通りの字数になるわけではない事は覚えておいてください。
しょせんはトークンの塊か。まあ、大規模言語モデルは、数字は扱えても数値は専門外だから。
とはいえ、新しいモデルではそういった弱点を補うために、内部でPythonコードを実行したり連鎖思考で検証を行ったりと、どんどん進化しています。
AIの進化は速い。
一年前のchatGPTの数値の扱いなんて、こんなレベルだったというのに。
何一つ合ってないのに堂々としてるから騙される人が出てもおかしくないな、こういうの。
てか、システムの穴探すの好きすぎだろ。
AIは所詮、道具にすぎません。それはいくら精度が上がろうとも変わりません。
AIに振り回されることのないよう、思考停止しないようにしましょう。
とりあえず、文字数はざっくりでいいや。
どうせこっちも欲しいのが何文字とかよくわかんないし。
入力はこんな感じで。
index.html【追加】
<div class="input-group">
<label for="charLimit">出力文字数の目安</label>
<select id="charLimit">
<option value="200">200文字程度(簡単な描写)</option>
<option value="500" selected>500文字程度(ワンシーン)</option>
<option value="1500">1500文字程度(1話・短)</option>
<option value="3000">3000文字程度(1話・長)</option>
</select>
</div>
画面から取得した値を文字数として指示に追加します。
ついでに本文以外の余計なものが出力されないようにしておきましょうか。
script.js【変更後】
const prompt = `
入力されたあらすじを元に小説もしくは小説のワンシーンを執筆しなさい。
### 制約
* 文字数 : ${charLimit}文字程度。
* 出力形式 : 小説の本文のみ。(前書きや解説は不要。思考過程を出力しない)
* 装飾 : Markdown形式(# や ** など)やHTMLタグなどの記号による装飾は使用しないこと。
### あらすじ
${inputText}
`;
肉付け その2
あと、解釈違いが甚だしい。
このキャラはそんな事しないと言いたい。
人間だって、いきなりあらすじだけ渡されて小説にしろって言われても困るしな。
設定資料ぐらいよこせって。
キャラクターだけじゃなくてシチュエーションも解釈違いが出そう。
各キャラクターの性格と一人称、世界設定、対象のシーンの状況設定、といったところでしょうか。
まあ、仕様を決める際にグダグダになるのは普通ですから。
そんなにたくさん入力しなきゃいけないのはなー。
資料作るほうが手間っしょ。長編書くわけじゃないんだから。
入力は任意にしておきましょうか。
定型入力ではなくキャラクター設定欄と舞台設定欄という枠で、フォーマットは自由に。
「そこはそうじゃねぇよ」って思ったところに指摘入れるとか。
それでいいや。面倒なときは入れなくていい、がっつり書きたいときは好きなだけ書くってことで。
index.html【追加】
<div class="input-group">
<label for="settings">設定・補足(任意)</label>
<textarea id="settings"></textarea>
</div>
任意とのことですので、入力されている時だけ「設定・補足」の見出しをつけるようにしましょう。
script.js【変更後】
let promptSettings = "";
if (settings) {
promptSettings = `### 設定・補足\n${settings}`;
}
const prompt = `
入力されたあらすじを元に小説もしくは小説のワンシーンを執筆しなさい。
### 制約
* 文字数 : ${charLimit}文字程度。
* 出力形式 : 小説の本文のみ。(前書きや解説は不要。思考過程を出力しない)
* 装飾 : Markdown形式(# や ** など)やHTMLタグなどの記号による装飾は使用しないこと。
### あらすじ
${inputText}
${promptSettings}
`;
完成
本当にやりやがった……
怠惰を極めるとこうなるのか。
よい子のみんなも、この講座を参考にしてやってみてね。
でもやっぱりコレジャナイから、自分で書いたほうがいいや。
おしまい。