1. 下絵を準備する

 
はい、じゃあ、まずはどんな絵にするか決めましょう。
何かを参考にするなり、妄想をふくらませるなり、お好きなように。
小さいものだから、シンプルな絵にしてね。

決まったら、そのへんの紙とかに下絵を描きます。
パソコンに絵を取り込む手段を持ってない人は、直接マウスでガリガリと。
 
 
  いきなり「描きます」って……。
タイトルに堂々と「絵が下手な人のための」って書いてあるのに。
 
ドットを打つ練習なんだから、なんだっていいんだよ。
無理に人とか描く必要もないし。
何を描いたらいいかわかんない場合は、
身近にある物やイラストをマネしてみるとか。

とりあえず、部屋に飾ってあった物体をマウスで描いてみた。
 
 
  例なんだから、もうちょっと一般的な物のほうが……。
 
絵の心得があって、「顔なんかもバリバリ描けるぜ!」って人は
いきなり顔グラに挑戦してみるのも乙なものかと。
あんまり複雑な絵だと、途中で嫌になるかもしれないけどね。

そんなわけで、レッツ下絵ターイム!
 
 
  普通、こういう講座って、サンプルとか用意するものじゃないかな?
 
他人の絵なんか描いても面白くないっしょ。

デッサンが狂ってても、ドットで修正するから、あんまり関係ないよ。
ぶっちゃけ、下絵は、大まかに形を取るのにしか使えないの。
 
 
とりあえず説明では、この『パラ犬が無理してアイコン素材っぽいポーズの絵を描いてみたけどやっぱり無理っぽかった絵』を使っときます。
みなさんは各自ちゃんとした下絵を用意して、それを使ってくださいねー。
 
まあ、この程度のへたれ絵でいいってことで。
 
 
  言いたい放題だね。
 
さて、パソコンに取り込んだら、
作りたいドット絵のサイズに縮小して。
 
 
  どれぐらいの大きさ?
 
64ピクセル。  
 
  ちっさ!
……もうちょっと大きくしたらダメ?
 
64ピクセル!  
 
   
(48×64 pixel)

……線、思いっきり潰れてるけど。
 
気にしない気にしない。なんとかなるって。
んじゃ、これをお絵描きソフトで開いてね。
次いってみよー。
 


→ 2. 線画のトレースとクリンナップ

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