1. ひょうたんの種類と種の入手

 
謎と解きます。  
 
  ネタ続いてた!
最初から読んでないとわけわかんないよ!
あと、それ「どちらも掛けます」って、ボケ自体が答えだよ!
 
ちょっとツッコミ多すぎない?  
 
  ツッコミたくてツッコんでるんじゃないよ……
 
さて、まずは種を入手しないと始まらないわけで。  
 
  ひょうたんの種なんてどこで売ってるの?
 
ググれ。  
 
  一言で終わっちゃったね、講座。
 
まあね。いちいち探して回るぐらいなら、ネット通販が
一番手っ取り早いから。
種子は第四種郵便扱いだから送料が安くつくんだよ。
電車賃使うことを考えたらずっとラクってわけ。
 
 
  でもみんながみんなネット通販できるわけじゃないし。
普通の店だとどういうところを探せばいい?
 
ネット通販以外となると、ホームセンターでもたまに売ってるけど
あるかどうかは運次第だね。
 
 
  ひょうたんの種っていろんな種類があるみたいだけど、
どれを選んだらいいの?
 
自分で決断せずに選択を他人に任せる――
そんな生き方で君は満足なのか?
 
 
  うん、なんとなくそんな答えが返ってくると思ったよ。
聞き方を変えるよ。どの種類がオススメ?
 
最初は「千成ひょうたん」がオススメだよ。
10cmぐらいの手乗りサイズで、たくさん実がなるタイプ。
よく売られてるのは、だいたい「千成ひょうたん」と「大ひょうたん」なんだけど、大ひょうたんはちょっと難易度高いね。
実がなっても完熟まで持って行くのが難しいかも。
 
 
  そうなの?
 
単純に、大きいからね。30cmクラス。
畑で育てるならともかく、プランターなんかだと土の量が足りないよ。

余談だけど、「千成ひょうたん」とか「大ひょうたん」とかいうのは
厳密には品種名じゃないから、同じ名前でも種苗メーカーによって微妙に大きさが違ったり。
とはいえ市販の種にそれほど大きな違いはないから
千成=10cmクラス、大ひょうたん=30cmクラスと覚えておけばいいよ。
まあサイズはだいたい商品説明か種の袋の裏に書いてあるから、それを信じればOK。

さらに余談だけど、一般的に「大ひょうたん」って名前で売られてるやつは
ひょうたん界では大瓢じゃなくて中瓢扱いだったり。30cmクラスはね。
マニアの間で大瓢って呼ばれるのは、だいたい60cm以上ってとこかな。
 
 
  ややこしいね。
 
マニアだからね。  
 
  さっき土の量の話が出たけど、千成だとどれぐらい必要?
 
普通のプランター(長さ65センチ)なら一個に一本植えるぐらいかなぁ。  
 
  なんかすごく横長で、落ち着かないんだけど……
 
それ気にする前に、最近のPCのディスプレイが横長で
この講座のページの左右にすっごい余白出るほうを気にしろや!
 
 
  僕に言われても!
 
最近流行りの緑のカーテンみたいにしたいなら、
2本植えても千成なら大丈夫だよ。
ただし2本植えたからって二倍収穫できるわけじゃないから注意してね。

もともとプランターって野菜を育てるには小さすぎるんだよ。
たっぷりの土でたくさん収穫したいなら、最近は野菜を育てるための
菜園コンテナってのが売ってるから、それを使うといいよ。
 


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